早朝から自治会の草刈りに出かけて,昼頃から漆掻きへ行きました。
田舎に暮らしていると・・・夏は,草刈りばかりしている気がします。
ウルシの木を眺めてみると・・・。
たくさんの「実」がついていました。
毎年,たくさんの「実」がついているのですが・・・使い道がありません。
ウルシのキズも,5本目です。
炎天下の日中に採取したのが悪いのか?
前回よりも少なめの漆でした。
細くて弱っているウルシが多いので,こんなもんかなぁ~?と,感じています。
広島県の里山で、ウルシの木を育てながら、木工ろくろで木地を挽き、木の器や漆塗りの器を作っている小さな工房です。
早朝から自治会の草刈りに出かけて,昼頃から漆掻きへ行きました。
田舎に暮らしていると・・・夏は,草刈りばかりしている気がします。
ウルシの木を眺めてみると・・・。
たくさんの「実」がついていました。
毎年,たくさんの「実」がついているのですが・・・使い道がありません。
ウルシのキズも,5本目です。
炎天下の日中に採取したのが悪いのか?
前回よりも少なめの漆でした。
細くて弱っているウルシが多いので,こんなもんかなぁ~?と,感じています。
ウルシ植栽地の草が伸びているので,漆掻きで歩く道の草刈りをしました。
草を刈りながら道をつけてみると・・・。
漆掻きの道順が,遠回りになっている部分に気が付きました。
ウルシのキズは,今日で4本目。
前回よりも,漆の量が増えています!
話が,すこし変わりますが・・・。
漆掻きに行くと,大量の「アブ」に襲われて,困っています。
ブンブン飛んでいるだけでも気が散るのに,刺されると・・・めっちゃ痛い!?
そこで・・・。
帽子に「オニヤンマ」のキーホルダーを付けてみました!
「オニヤンマ」をプラプラさせながら,森に入ると・・・。
やっぱり,アブの襲撃にあいました!?
効果があるのか?・・・よく分かりませんでした。
雨の様子を見ながら,3回目の漆掻きへ行きました。
かなり草が伸びてきたので,歩きにくくなっています。
自分が歩く場所だけ,鎌で草を刈りながら・・・漆掻き。
今日で,3本目のキズです。
前回よりも,漆らしい漆が出始めました。
漆掻きの作業としては,非常に少ない漆です。
しかし,思っていたよりも漆が採取出来ているので・・・。
次回からは,大きめの採取用カップを持参する予定です。
前回の1回目の漆掻きの,その後・・・。
2回目に行こうと思うと,突然の雷雨になる日が続き・・・。
結局,今日まで漆掻きへ出かける事が出来ませんでした!?
当初の予定では,5日ごとに,1つのキズをつけていき・・・。
3本目までは漆の採取を行わずに,4本目から漆の採取を行う予定でした。
しかし,今日が2本目のキズで,思いっきり工程が遅れてしまった為・・・。
4本目のキズのつもりで,漆の採取を始める事にしました。
漆の木に「2本目のキズ」をつけながら,漆の採取を行いました。
先の曲がったカンナで,ウルシの木をえぐって,キズをつけて・・・。
反対側のとがった方で,キズに切れ込みを入れると,「漆」がにじみ出てきます。
キズににじみ出る漆を,ヘラですくって・・・。
木のカップに入れて歩きました。
(漆の採取量が少量の為,ラップを内側に広げています。)
今日,採取出来た漆は・・・たった,これだけです。
次回は,5日後の予定です。
5日ごとに,キズを少しずつ長くしていきますので,採取できる漆の量も,これからどんどん増えてくる予定です。
広島県の安芸太田町では,戸河内挽物の製作に使用される「漆」を採取する,「漆掻き」がはじまりました。
漆掻きの道具を持って,ウルシ植栽地へ出かけます。
「漆掻き用の鎌」で,ウルシの木に向かいながら,下草を刈って道をつけながら進みます。
この鎌で草を刈ると,おもしろいほど,サクサクと草が切れます!
今日は,ウルシの木に,1回目のキズをつけました。
キズからは,汁がにじみ出ていますが・・・まだ,漆にはなっていません。
ウルシの木は,このキズを直そうと・・・「漆」をキズの周辺に作ってキズをふさごうとします。
約5日ほど,待ってから・・・また,1つ,キズをつけます。
そして,また5日・・・また5日・・・と,キズを1つずつ増やしながら,ウルシの木がキズを直そうとして作る「漆」を,数滴ずつ人間が採取します。
一度に大きなキズをつけると・・・ウルシの木は,死んでしまいます!?
ウルシの木を,殺さないように・・・殺さないように・・・キズをつけて漆を採取します。
これを「殺し掻き」と呼びます。