2022/02/07

戸河内挽物の作者が好きな商品(お盆)

  奥安芸の漆館に行ってきた時の、お話です。


 休業中の店内で、売れない作品たち・・・。

そんな売れない作品の中でも、1番売れない作品!?が・・・「お盆」です。



 田舎でお盆を作っても、どの家庭でも使わないお盆が大量に戸棚の奥に眠っています。

「あるから要らない」・・・そう言われて、見向きもされない作品の代表です。



 しかし・・・。

奥安芸の漆館が休業となり、豪雨災害の土砂崩れで孤立集落になった工房では、薪で飯盒炊飯をしたり、どこにも遊びに行けないからと、でっかい肉を焼いて食べてみたりしてました。

 すると・・・お盆が大活躍!?

工房のお盆は、「木を生かす」為、蜜蝋仕上げです。

肉の塊をのっけて、まな板代わりにナイフで肉を切り、そのまま皿になる。

シングルバーナーとクッカーをのせて運べば、置いた場所が、そのままテーブルに!

 「いいじゃん!お盆!!」


「もう少し、ふちが低いのも欲しいな!」

「パン専用の皿も欲しいな!!」

戸河内挽物を、「アウトドアブランドにしてみたい!?」・・・作者です。