工房では,少しずつですが木工ろくろで木地を挽いています。
今日は,「すし鉢」の制作の様子です。
倉庫から,「本体になる部分」と「蓋になる部分」の荒ぐりを探します。
おおまかに同じサイズの物があれば,制作を始める事が出来ます。
「どんどん売れるのなら,どんどん作りたい!!」と,思うのですが・・・。
制作に必要な「トチの木」が,非常に入手困難となりました。
「トチの木が入手出来た時に作れる分だけ!?」しか,制作する事が出来なくなりました。
木工ろくろを動かす前には・・・。
工房では,少しずつですが木工ろくろで木地を挽いています。
今日は,「すし鉢」の制作の様子です。
倉庫から,「本体になる部分」と「蓋になる部分」の荒ぐりを探します。
おおまかに同じサイズの物があれば,制作を始める事が出来ます。
「どんどん売れるのなら,どんどん作りたい!!」と,思うのですが・・・。
制作に必要な「トチの木」が,非常に入手困難となりました。
「トチの木が入手出来た時に作れる分だけ!?」しか,制作する事が出来なくなりました。
木工ろくろを動かす前には・・・。
工房の横の田んぼには,まわりに「ゼンマイ」や「ワラビ」が生えています。
こうした山菜は,近所のおばあちゃんが山に行けなくなったので,植えている物です。
山菜の季節になると,山に行かなくても,「ゼンマイ」や「ワラビ」が収穫出来ます。
今回,収穫するのは「ゼンマイ」ではなくて・・・「ゼンマイの綿」です。
美味しそうなゼンマイは,収穫しないで・・・。
大きくなりすぎて,収穫できないゼンマイの「綿」だけを収穫しました。
この「ゼンマイの綿」を乾かして・・・。
「ゴギ(イワナ)」を釣るための「毛鉤」を作ろうと思います。
昨日,工房近くのウルシ植栽地に,ウルシの木の手入れに行きました。
冬の間に,雪で折れてしまった枝を伐って歩こうとしましたが・・・。
ウルシの木は大きく成長し,もう手が届かないので,枝を伐る必要もなくなっていました。
成長の早かったウルシの木は,漆掻きが出来る大きさになっています!
「今年から,漆の採取をしてみようかなぁ~?」と,考えてみたりしています。
しかし,ここ数年,「イノシシ」が暴れまくっています!?
ウルシの木を傷だらけにして,森へと帰っていきます。
そして,小高い山の上から,ジッとこちらを見ている「イノシシ」と,ときどき目があいます!?
「ツキノワグマ」も,ときどき来ますが・・・。
「ツキノワグマ」の爪痕は,1~2本のウルシの木で被害が終わります。
しかし,「イノシシ」は,広範囲に被害を出しながら,熱心に通ってきます。
近所の「田んぼ」や「畑」も荒らされる為・・・。
「イノシシを駆除してくれ」と,近所のおじいちゃん達から言われますが・・・。
イノシシを捕獲しても「処分」が出来ないのが現状です。
「ジビエ」も考えてはみますが・・・言わない事にして黙っています!?
なんだか?「ものの〇姫」の一場面みたいだなぁ~?と感じる時があります。
今年は,雪が遅くまで残っていたのに・・・川の水が不足しています。
地域の田んぼに水をあてる為に,日曜日には水路の掃除をしていますが・・・水が足りません。
古くからある「ゴギ」が生息していた小さな谷は,水が無くなって枯れてしまいました。
山の保水力が,どんどん弱まっているのを感じます。
「水」の価格が,「酒」の価格を超えるまでは,この状態が続くと思います。
僕が「イノシシ」を見ているのか?
イノシシが「僕」を見ているのか?
・・・考えてしまいます。
天気が良いので,外に洗濯物を干していると・・・。
最近,工房の近くに車を止めて,カメラを持った方達が頻繁に歩いています!?
「えっ!僕の工房は,いつの間に人気になったの??」
お客様かと思って,出ていくと・・・。
サッ!?と,帰られてしまいます。
・・・。
どうも,「しだれ桜」が人気になっているみたいです。
工房にあがる道路のほとりの斜面に,ズラッと「しだれ桜」が植えてあります。
「しだれ桜」は,開花が遅くて,町内の桜の花が散ってしまった後に満開になるので,国道から目立って見えているみたいです!?
「しだれ桜」を撮影されるのは,気にしないのですが・・・。
ベランダで洗濯物を干しているのに,カメラを持った方がこちらを撮影されているのは・・・あまり,嬉しくありません。
出来れば,洗濯物をフレームから外して「しだれ桜」の撮影をして頂けると,嬉しく思います。
(今年のしだれ桜の開花のピークは,先週で終わりました)
先日,田代川で子供が・・・。
「隕石が落ちてる!」と,石を拾っていました。
ちょうどよい機会なので,子供たちに話をしてみました。
「そこに,おじいちゃんの家があって・・・。」
「ここに,たたら場があって・・・。」
「たたらは,ものの〇姫の・・・。」
「日〇刀になる玉鋼を選んでくださいって,鬼滅の〇の・・・。」
「その,玉鋼の端っこが,この石です!」と,おおざっぱに説明。
子供たちは,「この玉鋼で日輪〇を作る!」と,言い出しました。
この石は「カナクソ」と呼ばれている石で,昔のたたら場で「玉鋼」を取り出すときに捨てられた部分です。
現在でも,あちこちの川で,ゴロゴロ落ちていますが・・・。
ここは「たたら場」だった為に,大量のカナクソが埋められています。
「カナクソ」で刃物が作れるのか?試してみました。
「カナクソ」が,どのような物か?まったく分からないので・・・。
「ブツブツの石」と「ツルツルの石」を選んでみました。
磁石を近づけると・・・わずかに反応します!?
「ブツブツの石」から・・・。
沸かし過ぎないように慎重に熱して,取り出して軽く叩くと・・・。
「えぇ~~?」っと,驚くほど粉々に砕け散りました!?
「ツルツルの石」だと,どうかな?
火床に置くと・・・。
「パチンッ!?・・・熱っ!?」
パチパチと弾け散りまくります!?
叩く前に・・・粉々です。
指でつまんで,「ゴリゴリ」するだけで・・・粉々になりました。
「カナクソ」は・・・。
僕の鍛冶屋の技術では,子供たちの「日輪〇」を作る事が出来ませんでした。
天気が良いので、洗濯物を干しておこうかと思い、外に出ると・・・。
山のあちらこちらから、煙が!?
え?山火事??
・・・よく見ると、杉の木から、「ブォハァ~!?」と、大量の花粉が舞い上がっています。
僕は、以前は花粉症ではなかったのですが・・・。
数年前に川の水質検査を行う為に、この花粉を大量にかぶりながら川で水を採取しました。
その時期を境に・・・スギのアレルギー反応が出るようになりました。
山の中で暮らしていても・・・この時期の杉の花粉を大量に浴びることは避けた方が良さそうです。
恐羅漢近くのウルシ植栽地の様子を見に行きました。
2007年頃に植栽したウルシは・・・。