先日,田代川で子供が・・・。
「隕石が落ちてる!」と,石を拾っていました。
ちょうどよい機会なので,子供たちに話をしてみました。
「そこに,おじいちゃんの家があって・・・。」
「ここに,たたら場があって・・・。」
「たたらは,ものの〇姫の・・・。」
「日〇刀になる玉鋼を選んでくださいって,鬼滅の〇の・・・。」
「その,玉鋼の端っこが,この石です!」と,おおざっぱに説明。
子供たちは,「この玉鋼で日輪〇を作る!」と,言い出しました。
この石は「カナクソ」と呼ばれている石で,昔のたたら場で「玉鋼」を取り出すときに捨てられた部分です。
現在でも,あちこちの川で,ゴロゴロ落ちていますが・・・。
ここは「たたら場」だった為に,大量のカナクソが埋められています。
「カナクソ」で刃物が作れるのか?試してみました。
「カナクソ」が,どのような物か?まったく分からないので・・・。
「ブツブツの石」と「ツルツルの石」を選んでみました。
磁石を近づけると・・・わずかに反応します!?
「ブツブツの石」から・・・。
沸かし過ぎないように慎重に熱して,取り出して軽く叩くと・・・。
「えぇ~~?」っと,驚くほど粉々に砕け散りました!?
「ツルツルの石」だと,どうかな?
火床に置くと・・・。
「パチンッ!?・・・熱っ!?」
パチパチと弾け散りまくります!?
叩く前に・・・粉々です。
指でつまんで,「ゴリゴリ」するだけで・・・粉々になりました。
「カナクソ」は・・・。
僕の鍛冶屋の技術では,子供たちの「日輪〇」を作る事が出来ませんでした。