今年は、雪が降っても、すぐに消えてしまいます。
雪が消えている間に・・・山に入り、ウルシの植栽地へ。
ウルシの「ひこばえ」に、「ピンクのしるし」を付けて歩いています。
ウルシの木から、「漆」を採取したあとは、ウルシの木を伐採します。
すると・・・。
ウルシの切り株の周辺には、「ひこばえ」が、モシャモシャ?と、生えてきます!?
この中から、「育てたいウルシ」を選んで、「ひこばえ」を育てます。
すると、新しく苗木を植栽するよりも、「成長のはやいウルシ苗」になります。
個人的な話になりますが・・・。
正直なところ・・・「ひこばえ」を育てる気は、ありませんでした。
広島県で僕が国産漆を生産しても需要は無いし、自分が使用する量だけあれば良いのです。
その為、草刈り機で刈り飛ばしていました。
しかし・・・。
伐っても伐っても生え続けるウルシの生命力に、なんだか負けてしまい・・・。
「ひこばえ」を育ててみよう!と、思いました。
少し話が、変わりますが・・・。
こんな感じで、ウルシを育てていると・・・。
「ウルシの木があるよ!」と、声をかけて頂くことがあります。
しかし、ほとんどが「ウルシ」ではなく、「ヌルデ」「ハゼ」「ヤマウルシ」である事が多いです。
それでも、本当にときどきですが、「ウルシ」に出会える事があります。
そして、そうしたウルシには、「人に植栽された歴史的背景」が隠れていて・・・。
その、少しずつの発見の連続が、楽しい!!