漆掻きに出かけると,急な雨で作業中止をくり返し・・・なんとか「9辺目」。
前回までは,ウルシの木にキズをつけると,すぐに漆があふれ出ていましたが・・・。
今回は,キズをつけると・・・時間をかけて,ジワァ~と,ゆっくり漆が出てきます。
採取できる漆の量も,前回の半分以下になりました。
今年は,あと何回?漆掻きが出来るでしょうか??
自分でウルシを育てて,自分で漆掻きをしてみて,気がついたのですが・・・。
「ウルシの木は,大きければ大きいほど,漆が沢山採取できる!」と,思い・・・。
大きなウルシの木は,漆掻きをしないで,残して育てていました。
しかし・・・。
ウルシの木は,まるで「松」のように,ゴツゴツと固い表皮に変わり・・・漆掻きに時間がかかる割には,漆の出が良くありませんでした!?
こうなる前に,はやめに漆掻きをしておけば良かったと,後悔しています。
そして・・・。
漆掻きをすると・・・漆が飛び散ります!?
服を着ていても,漆は染み込んで,皮膚に付着します。
漆が付いているのに気がつくのは・・・夕方,お風呂に入る時です。
そして・・・。
皮膚に付着した漆は,水で洗っても落ちなくて・・・数日後,水膨れになって激しい痒みに襲われます。
漆は・・・自分で採取するよりも,お金を出して購入する方が良いなぁ~と思いますよ!?