久々にブログを更新してみました。
(作者は元気を失っていました・・・。)
今年,採取した「うるし」は・・・。
ウルシの木から採取した「うるし」は,しばらくは発酵?しながら,ガスを発生させて,蓋をしていても,持ち上げてしまいます!?
この,発酵と言うのか?熟成?と言うのか?・・・ガスの発生が収まるまで使用が出来ません。
蓋を開けると・・・。
表面が,ガビガビ!?に固まっています。
しかし,ヘラですくい取ると・・・。
この「うるし」は,まだ,漆掻きの作業中に「ウルシの木屑」などが混ざっている状態で,「荒味」と呼ばれる状態です。
この「荒味」を「和紙」で包んで,絞ると・・・。
「荒味」の中の,ゴミや木屑が取り除かれて,「生漆」と呼ばれる状態になります。
これで,やっと,一般的に「うるし」と呼ばれている物が,完成です。