広島県の里山で、ウルシの木を育てながら、木工ろくろで木地を挽き、木の器や漆塗りの器を作っている小さな工房です。
漆塗りの作業の前には・・・。
砥石に水を付けながら,お椀の表面の漆を「水とぎ」します。
「漆塗り」って聞くと,「漆を漆刷毛で塗っている?」イメージだと思いますが・・・。
実際には,ほとんどの時間が「水とぎ」です。
この「水とぎ」の作業を見られる場面が多い為か?
「戸河内挽物は,何焼き?ですか??」と,まじめに聞かれる事があります!?
(僕が,陶芸家だと思われるみたいです。)
漆塗りのお椀は,「漆塗り」と「水とぎ」を,なんども繰り返す事で,丈夫でなめらかな「お椀」になります。